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日本の運転免許証の復活手続き

最終更新: 2022-12-31

海外赴任等の理由で日本の運転免許証が失効してしまった場合の復活手続きに関する Tips

日本語限定記事
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最終更新: 2022-12-31

海外赴任等の理由で日本の運転免許証が失効してしまった場合の復活手続きに関する Tips

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どういう状況か?

一般的に、運転免許の有効期限は誕生日を起点として設定されていて、期限が迫ると更新の手続きに行かないといけない(らしい)。 長期海外赴任中にはおいそれと帰国できないので、有効期限の前後に更新しに行けるとも限らず、海外にいる間に免許が失効してしまう場合がある。 一度免許が失効すると、再度試験を受けて取得し直す必要があるのが普通だが、上述のような海外赴任をはじめとする特別な理由がある場合には特例として、簡単な身体検査+通常の更新手続きのみで復活が認められる。 この手続きで免許を復活させた体験をまとめる。

必要書類

さて、この手続きに必要な書類や手続き可能な場所についてだが、(少なくとも少し探した範囲では)Web上に記述がないので、面倒にもしかるべき(と思われる)場所に電話して確認する必要がある。 神戸への滞在中に手続きを行おうとして神戸更新センターに電話したが、ここでは手続きできないということで明石免許試験場にかけ直すように指示される。 電話で持参するように指示された必要書類は以下の通り。

  • 両親どちらかの住民票の移し
  • 失効した免許証
  • 縦3cm 横2.4cmの写真(手続き書類に貼り付けるもの・試験場でも撮れる)
  • 黒色のボールペン(消しゴムで消えないもの)
  • 認印(サインでも良いので必須ではない)
  • パスポート
  • 講習料1350円+手数料1900+2050円
  • 海外で取得した免許証(あれば)

親の住民票の移しについては、自分自身が住民登録されていないために居住証明書の目的として必要となるもの。 裏面には事前に以下の文面を記述してもらっておく。

居住証明書

??(自分の名前)(??(生年月日)生まれ)

上記のものは私の長男であり、日本に住民登録されておらず、現在は??(国名)で生活しております。
今回一時帰国してこの住民票の住所に一時滞在することに間違いありません。
令和??年??(日付) ??(親の署名) (印鑑)

こういった書類が用意できない場合はどうするのだろうか? あと、こういった面倒な詳細はWeb上に記述しておいて欲しい。

また、この手続きでは古い免許証を返納したのち、新しい免許証を発行することになるので、原則として新規免許取得者に逆戻りして 1年間初心運転者マークの貼り付けが義務化される。 海外で取得した免許証を持っていくとこの義務が免除されるため、免許取得済みの場合は持っていった方が良い。

手続き当日

手続きができるのは年末年始・祝日等を除く平日で、当日は朝10時〜11時半の間に集合するように指示される。 到着次第手続きは始められる上、11時半ギリギリに行くと混み合って長く並ぶ羽目になるので、早めに行っておくのが良さそう。 到着すると、案内カウンターで指示される通りに(まだの場合)写真を撮ってから必要書類に記入し、手続き料金を支払って番号札を入手、古い免許証の返納と身体検査を経て午後の講習の予約まで進む。 講習は通常の免許更新時のものと同じで、午後1時からの枠が予約されるので、12時45分には最集合するように言い含められて一旦解散、昼休憩となる。 実は12時45分の集合は講習の場所と席番を伝えるためのフェイクで、皆でゾロゾロと移動という二度手間を経たのち、13時半から実際に講習が始まる。 今回は初回の更新だったので長めの2時間講習を受けることとなり、15時半まで講習、その後パスワードの登録と免許証用の写真の撮影があって、最終的に免許証を受け取って解散したのが16時20分くらい。

まぁ色々と手間と費用が嵩んだのだが、明石のおもろいおっちゃんスタッフたちのおかげで当日のメンタルは保たれたのだ

どうすればより面倒が少ないか?

最近、海外赴任中だと免許の更新期間に入る前の任意のタイミングで更新が可能になったので、この制度を利用すればもう少し手間が少ないかもしれない。 また 3年後に考えよう。

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