美しいスタイル
\documentclass[11pt,a4paper,twoside,dvipdfmx,etc...]{jsarticle}
太字が太くない
太いフォントを導入しましょう。
フォントの導入
この歳になるまで自分でフォントの導入をしたことがなかったので、反省して調べた。
まず、使用するフォント FFF.ttf
を準備し、ソースファイルと同じディレクトリに置く。
このフォントを使用しますよー、とマップファイル myfont.map
に記述。
otf-cjgb-h Identity-H FFF.ttf/AJ16
otf-cjgb-v Identity-V FFF.ttf/AJ16
hgothb-h H FFF.ttf
hgothb-v V FFF.ttf
このままだとなんか漢字フォントが変わらないので、コマンド書き換えが必要。
今回は日本語の太字用に FFF.ttf
を使いたいので、\emph
コマンドを書き換えることにして、
\renewcommand{\emph}[1]{{\usekanji{JY1}{hgt}{bx}{n} #1}}
とする。漢字フォントに hgothb-* で指定したフォントを割り当てている。
あと、タイプセット時にマップファイルを指定する必要がある。
面倒くさいので、以下のように makefile
を作っておいて、その都度 make
する。
all: pd.pdf
pd.pdf: pd.tex myfont.map
platex pd.tex
dvipdfmx -f myfont.map pd.dvi