そもそも
Delphes の detector card は tcl というスクリプト言語で書かれているらしい(拡張子から自明だが)。 emacs の markdown-mode が tcl の存在を知っていたので、教えられた形になった。
FastJet の動作をカスタマイズ
FastJet の外部呼び出しのページが参考になる。
基本的には ExternalFastJetHepMC.cpp
を元に編集して使えば良いが、
1番の問題は External FastJet に対応したカードがデフォルトで CMS のもの cards/delphes_card_CMS_NoFastJet.tcl
しかないこと。
今回は FCC-hh 用のカードを使いたかったので、cards/FCC/FCChh.tcl
を元に書き換えていく。
当然 Jet に関する module 群は不要(というか FastJet がないと実行時エラー)なので、宣言と定義を消す。具体的には、
GenJetFinder02
GenJetFinder04
GenJetFinder08
FastJetFinder02
FastJetFinder04
FastJetFinder08
CaloJetFinder02
CaloJetFinder04
CaloJetFinder08
TrackJetFinder02
TrackJetFinder04
TrackJetFinder08
JetEnergyScale
JetFlavorAssociation
BTagging
CTagging
TauTagging
これらが不要。あとよくわからないけど、TreeWriter
という module も消しておく必要がある。
これは cards/delphes_card_CMS_NoFastJet.tcl
にも存在しないので consistent。